紫微斗数に関する色々な本を読んでいて、ふと疑問に感じたことが、
「鑑定結果には、正解はないものなのかな?」ということです。
紫微斗数の鑑定には「唯一の正解」はありません。
(これは占術全般に共通する特徴でもあります。)
目次
なぜ正解がないのか?
- 命盤は多層的
十二宮・星曜・四化・大限・流年など、読み解く要素が多く、組み合わせ次第で解釈が変わります。 - 流派による違い
三合派・飛星派・欽天四化派など、流派ごとに重視するポイントが異なるため、同じ命盤でも解釈が違ってきます。 - 占者の経験と哲学
占い師の人生経験や価値観が読み方に反映されます。人間関係や社会観をどう捉えるかで解釈が変わってきます。 - 相談者の状況
同じ命盤でも「仕事の悩み」で見るのか「結婚の悩み」で見るのかで焦点が変わってきます。
ただし「間違い」はあります
- 命盤の基本構造を誤って計算してしまう
- 星曜や四化の意味を完全に取り違えてしまう
- 流派のルールを無視して解釈してしまう
こうした「基礎的な誤り」は間違いですが、正しい基礎の上での解釈は複数あって良いようです。

- 模範解答は「参考」:書籍や先生の解説は「正解」ではなく「一つの解釈例」。
- 自分の読みを育てる:鑑定例を通じて「自分ならどう読むか」を積み重ねることが大事。
- 相談者に伝わるかが最終基準:占い師としては「正解」より「相談者に納得感を与えられるか」が重要。
紫微斗数の鑑定は 「唯一の正解を探すものではなく、複数の解釈の中から相談者に響く答えを導くもの」 になります。
「模範解答と自分の読みの違い」をブログに記録することで、占い師としての成長できるもと考えています。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。再見!
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